みんなに発案と協働のチャンスがある、
手づくり型の自然再生。
日曜大工感覚で仲間と共に手軽に取り組める自然再生をあなたの趣味に加えてみませんか?
自然再生と聞くとどうしても大規模なものを想像してしまいますが、費用が安価で、子どもからお年寄りまで誰もが気軽に参加し、そして時には失敗をしながらも活動の効果が短期間で目に見える、そんな地域による取組みが「小さな自然再生」として注目されています。 例えば、川の上下流の連続性を回復するための手作りの魚の通り道づくり、川の水が減ったり洪水が起きたときの魚の逃げ場所の造成、さらに絶滅危惧種を復活させるために地元の子どもたち総出で川底の石をひっくり返して川を耕す活動などなど。
あなたの近所の水辺を自分達のお庭の様な感覚で、またこれまで通っていたスポーツジムの代わりに気持ちのよい汗をかく場として、地域の仲間とともに楽しみながら、肩肘張らず、気軽に取組む「小さな自然再生」をあなたもはじめてみませんか?
詳しく読む実際に何をするの?
小さな自然再生を進める際の留意点
北海道では地元の石と木を使った魚の通り道を、岐阜県では石とネットを組み合わせた生き物の憩いの場を、福岡県では間伐材を利用して魚の棲み家を・・・
どれも地域の仲間が集い、アイデアと人力と少しのお金を出し合って手造りで仕上げた小さな自然再生の成果です。このように、自分たちで発案したアイデアを基に、実際に土木工事に携わり汗をかきながら、その効果が実感できるのが小さな自然再生の魅力です。大規模な工事に比べれば効果は小さく、耐久年数も短く、時には壊れて流されてしまうこともありますが、そんな時はまた仲間で楽しくアイデアを出し合い仕切り直す。こうした試行錯誤の中で、ふるさとの川という意識が芽生え、地元の川への愛着が高まり、さらに地域の交流が活性化していくことも、小さな自然再生のとっても大きな波及効果の一つと言えます。
しかし、こうした楽しく充実した取組みですが、気を付けなければならない点も少なくありません。
詳しく読む小さな自然再生の事例
⿂をカワウから守りたい︕ 竹束による雑⿂類が越冬できる環境づくり
淵に竹束を沈設することによるウグイやオイカワ等の雑⿂類が越冬できる環境づくりを、栃⽊県にある内陸県で唯⼀の⽔産科である⾺頭高校⽔産科の高校生たちが取組んでいます。
浄化施設導水路と湖をつなぐ魚の通り道づくり
水質浄化施設の水路と霞ケ浦本湖をつなぐ魚の道づくりとして、落差を解消する木製魚道及び湖へと誘導する素掘り魚道を設置し、モニタリングを続けています。
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